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国家試験

歯科医師になるには、歯科医師国家試験に合格しなければいけません。試験は年に1回、全国主要都市の会場で行われています。

■ 第101回歯科医師国家試験の合格率比率
歯科医師国家試験
・実施回
(実施年月) 本学(新卒) 全国平均
合格率※
合格者/受験者 合格率
第98回 (2005年2月) 73名/116名 62.9% 74.6%
第99回 (2006年2月) 89名/100名 89.0% 80.8%
第100回 (2007年2月) 86名/101名 85.1% 74.2%
第101回 (2008年2月) 82名/112名 73.2% 68.9%

(※受験者全体の結果)

■ 国家試験対策について

歯科医師国家試験は毎年2月に行われる試験で、最近では、全国の国公私立歯科大学・歯学部あわせて3,000名以上の受験者がいます。第1回から第100回までの合格率の平均は85.2%でした。しかし、2004年度(第97回)国家試験の合格率が74.2%と史上2番目の低率となったのを期に、最近4年間(第97回から第100回まで)の国家試験全国平均の合格率は大きく低下し、76.0%と低値を示しています。さらに、2006年に歯科医師国家試験の合格基準を引き上げることについて、厚生労働大臣と文部科学大臣の間で確認書が交わされ、2008年2月に実施された第101回国家試験では全国平均合格率が68.9%となりました。

国家試験問題は365題が出題されますが、大きく必修問題と一般問題・臨床必修問題に分かれており、前者は80%以上の正答率が要求されます。また、後者は年毎合格基準が変わっています。さらに、歯科医師として必要最低限の知識を問う問題が出題されており、1問でも不正解があると総合成績が合格基準に達している人でも不合格となります。つまり、国家試験に合格するためには、6年間で学んだ歯科医学の正確な知識が身についていることが要求される訳です。

本学ではこれに対応するため、2005年度から6年生で「総合歯科学」(2008年度より総合歯科学IIに改称)という単位認定科目を設置し、6年間で学んだ歯科医学に関する知識の整理と集大成を行う講義を実施しています。さらにこの単位認定試験に合格しないと、学士(卒業)試験の受験資格が得られない規則を取り入れました。また、2007年度からは5年次臨床実習中の朝と夏休み期間に基礎科目と臨床科目の講義を実施し、臨床の現場で見かける歯科疾患の病態をよりよく理解できるよう、問題指向型(PBL)の学習を実践しました。このような教育改革を実践し始めて3年目ですが、この間、第99回、第100回、第101回の国家試験合格率は確実に上昇し、全国平均を上回るようになりました。本学は、今後も教育理念に基づく質の高い歯科医師を養成するために工夫をこらした教育改善を行い、国家試験全員合格を目指してゆくつもりです。

■ 卒後研修制度

歯科医師法の一部改定により、2006年度より歯科医師国家試験合格後、1年以上の臨床研修が法制化されています。

神奈川歯科大学ではキャンパス内の附属病院に加え、2002年7月15日に横浜研修センター・横浜クリニックを開設。このセンターの最大の特徴は、卒後臨床研修を実施する医療施設としての機能と、医科系の講座を設置して歯学部学生のさらなる資質の向上を図るための教育施設としての機能を併せ持つことです。

特に、高齢化社会の進展や疾病構造の多様化など、医療をめぐる社会環境が大きく変化する中で、全身の管理ができる歯科医師を育成するという観点から、歯科医療にとどまらず、歯科の隣接医学としての医科分野の充実を図っていきます。

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