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さて、やっと治療閾値に検査がどのように影響するかを議論するところまでやってきた。
診察を終えて、疾患の確率が求められる。検査前確率あるいはDoctor’s Index of Suspicionである。それが治療閾値を下回っている場合には検査を施行して陽性の結果が出た場合にPPVが治療閾値を上回るかどうかが問題になる。この場合には治療をしないという決断が検査後には治療するという決断を下さなければいけなくなるからである。
逆に検査前確率が治療閾値を越えている場合には検査を施行して検査結果が陰性に出た場合に治療閾値を下回るかどうかが問題になる。この場合には治療するという決断が検査後には治療しないという決断を下さなければならなくなるからである。
いずれの場合もその時点での治療をするしないの判断が翻る可能性がある。
一方、もし検査結果が陽性でも陰性でも現在の治療をするしないの判断が翻る可能性がない、つまり治療閾値をクロスする可能性が無いのであればその検査は不要ということになる。