ホーム> 【研究テーマ】認知症予防
認知症の国内患者数は2020年には300万人に達し,介護者も含めると1千万人以上の国民が直接・間接的に認知症問題と直面することになるといわれています。認知症の脳では,扁桃体・海馬・前頭前野といった情動・記憶・計画をつかさどる脳の部分の活動が低下するためにさまざまな認知障害が起こります。私たちは「咀嚼刺激(噛むこと)」がこれらの脳部位の活動を高めることに注目し,ヒトボランティアを対象とした非侵襲脳機能計測や動物モデルを用いた実験から,認知症予防に果たす咀嚼器官の重要性について研究しています。
高齢者ボランティアを対象としたfMRI実験を行い,加齢によって減衰する前頭前野の神経活動がガムチューイングにより活性化されることを発見しました。
このテーマに関する研究業績
顎口腔系の機能の変化が、脳内神経伝達物質に与える影響について、アルツハイマーモデルラットを用い、生化学的、行動学的、免疫組織学的に検討しています。
軽度の認知機能障害を診断するのに用いられる「かなひろいテスト」を行っているときの脳活動をfMRIで計測し,その有用性を神経科学的立場から検討しています。
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脳の構造と機能を計測する磁気共鳴機能画像(fMRI)を用い、咀嚼運動時の脳賦活をインプラント適用義歯装着時と従来義歯装着時において比較分析しています。
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