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年をとってなりやすい病気の一つが、「認知症(以前は痴呆症とよばれていました)」です。これは、私たちの脳の一部で、電話番号を数分間覚えておいたり、物のある場所を覚えておいたりするときにつかう「海馬(かいば、図1)」の神経細胞の数が急激に少なくなり、待ち合わせの時間を忘れてしまったり、外出したときに自分の家に帰れなくなってしまったりする病気です。
ひどくなると、自分の財布をどこに置いたか忘れてしまったり、食事をしたことも忘れてしまったりするので、家族にも大変迷惑がかかります。またいったん認知症になってしまったら、症状をやわらげるために薬を飲むことはありますが、元に戻す薬はありません。つまり、なるべく認知症にかからないような生活を送ることが大切なのです。
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