▼ 臨床概要

当研究室にて行っているフリーラジカル研究の臨床応用としてアンチエイジング (抗加齢) 医学に取り組んでいる。
全教室員が抗加齢医学会に所属し専門医の資格を習得し臨床へのフィードバックを行っている。

附属病院にて医科と連携し以下の項目の検査診断を行っている。


■全身アンチエイジング検査 (担当医師:塚本)

1. 共通問診票(体内年齢問診票)
体内年齢判定に必要な臨床エビデンスからの老化とQOLに関する共通問診事項

2. 血液・尿検査、ホルモン年齢検査
血液や尿中に含まれるエイジング(加齢)に関連したマーカーの測定を行います。
なお、検査項目の詳細に関してはこちらを参照にしてください。

3. 体組成検査(脂肪量、脂肪率、除脂肪率、BMI、肥満度、標準体重、 体水分量、筋肉量)

4.骨年齢(骨密度)
超音波踵骨測定装置 A-1000 Insightを用いて踵の骨の骨量を調べます。


5. 筋年齢(握力)

6. 神経年齢(高次脳機能検査)
Wisconsin Card Sorting Test により脳内神経年齢を測定します。
この評価法は、ミルナーらによって開発された前頭葉機能検査の一つであり、前頭葉機能の障害が明らかになるといわれており、現在は医療現場を中心に利用されている。


7. 血管年齢
加速度脈波計(SDP-100)という測定機器を用いて、血管壁の硬化度を測定します。
結果により測定結果により、末梢循環障害、細動脈硬化症、動脈硬化症、動脈閉塞性疾患、閉塞性動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、狭心症、糖尿病、等の病気が疑われる事があります。



9. 血液による酸化ストレス度・抗酸化力検査

オプション

1. 毛髪ミネラル検査
体内に蓄積された有害ミネラルと不足している必須ミネラルから、健康状態を知るための検査を髪の毛を採取して行う。 また、口腔から入る有害物質の中の「有害重金属」が歯科治療において使用されており、唾液や咬合が原因で体内に蓄積され、必須ミネラルの働きが妨げられる場合がある。



■歯科(オーラル)アンチエイジング検査(担当歯科医師:吉野・吉田)

1. 歯牙年齢
現在の歯の数を調べます。

2. 歯周年齢
CPIプローべを用いて歯周組織の状態を把握します。

3. のみこみ年齢
のどぼとけ辺りに手を置き、 30秒間に飲み込みが何回あるかを測定します。
平均回数の低下により、将来誤嚥性肺炎などを引き起こす可能性が高まります。

4. 咬合年齢
奥歯(臼歯部)の噛む力(咬合力)をオクルーザルフォースメーターを用いて咬合力を測定します。

5. 唾液年齢
a) 安静時唾液量測定(15分間)
b) 刺激時唾液量測定(10分間ガムを噛んで頂きます)
c) サクソンテスト(2分間ガーゼを噛んで頂きます)
d) 唾液コエンザイムQ10量測定
e) 口腔カンジダ菌測定

オプション

1. 口臭測定
a) 口腔細菌が放出するアンモニア濃度の測定
b) 呼気ガスに含まれるメチルメルカプタンの濃度を測定
  

2. 唾液抗酸化能検査
活性酸素を直接測定可能な電子スピン共鳴 (ESR) 法を用いて唾液そのものの抗酸化能を測定します。